中村:似顔絵倶楽部では似顔絵をただの絵ではなく、(小さな会社の)企業マークとして捉えているのですが、長田清掃様が我々の考えていることをしっかり実行されているので、少々驚いています。それと社員教育とはどういうことでしょう?
吉田:弊社の社員研修はしかるべき研修所に社員さんを送り込んで勉強をさせているのですが、施設の場合、強制的にしつけを強いることが多くて、心の底から社員さんが満足して受けてくれているのかと疑問に感じていました。まぁ、男所帯の会社ですから、時には強権も必要で(笑)、それはそれで一定の効果を出していると思うのですが。
強いるのではなく自発的にみんなが進んで仕事に取り組める、何かシンボルみたいなモノが欲しかったんです。
そんな時に偶然見つけた似顔絵倶楽部のホームページ。資料請求したところ営業の方から連絡いただいて、近所だったので私から伺ったのが最初でしたね。
中村:柏本(似顔絵グッズ制作担当、似顔絵倶楽部ディレクター&WEB店長)が担当させていただいたわけですが、社員教育=似顔絵とは全く考えていませんでした。
吉田:仕事って一人では出来ないのですよ。大事なのは結束、一致団結。そうすることによって何が生まれてくると思いますか?
……自然と溢れてくる笑顔なんですわ。これが重要なんだと思います。そして、笑顔のシンボルこそが、“似顔絵”でした。特に似顔絵名刺の後に作った清掃車に貼るステッカー。これがとても良かった!ある社員さんの子供さんが名古屋市内を走っていた弊社の車を見て、お父さんの会社のクルマだ〜!って大喜び。その社員さんも喜んでいました。
似顔絵は笑顔を呼ぶんですよ。名刺交換でも、グッズにしても!心からの笑顔。これこそが長田清掃が社員さんに求めていたモノであり、似顔絵が社員教育にも役立っているなぁ〜と思える所以です。
中村:いや〜、身に余るありがたいお話しです。鳥肌が立ちます。
吉田:あっ、そうそう、それとね、ISO取得のため審査員の先生が来た時、そのステッカーが入れてある額をじっと見て「これ1枚頂戴できませんか?」だって。なぜですか?と尋ねると、「こうゆうのが一番良いんだ!」と。びっくりしましたよ、どこかで事例資料として使うのでしょうか?(笑)。
中村:似顔絵名刺→似顔絵ステッカーと来て、次にお作りになったのが、似顔絵クリアファイルでしたね。
吉田:大手自動車会社がやっているのを見て真似ようと思いました(笑)。もちろん、そちらはロゴマークと文字だけですけどね。
クリアファイルはお客様に見積りを提出する時に使用していますが、みんなの笑顔(似顔絵)が見積りを通す力になっている気がします(笑)。
ゴールデンウィークの頃、暑くてそのクリアファイルでぱたぱた扇いでいたら、ピンと来てしまった。今度は柏本さんに団扇つくってもらおうと!
中村:似顔絵クリアファイル→似顔絵団扇、どんどんアイデアが沸いてきますね。
吉田:社長からはチラシを作るようにと言われていたのですが、捨てられてゴミになってしまうかもしれないチラシをゴミ収集の仕事をしている弊社が作っていいモノか?と、社長にプレゼンした所、「まぁ、好きにせぇと」(笑)
団扇は使ってもらえるし、お渡ししたみなさんがペン立てに刺しておいて下さる。そのことを社長に報告したら「でかした!」って褒められちゃいました。
今回増刷で第2弾をお願いしたこの団扇、ペットボトルの再生品で出来ている。弊社が使うグッズとしてはうってつけです!
柏本さんとこの冬のグッズを相談中ですが、完成したら、似顔絵倶楽部のホームページで紹介して下さいね(笑)